レッドロータス水上マーケット【最新情報】

赤い蓮の花が咲く池に昔ながらの木の舟で浮かぶ
こんにちは、プライベートガイドのタオです。先日はナコンパトム方面に取材に行って参りました。今日はそのなかから「レッドロータス水上マーケット」(ตลาดน้ำทุ่งบัวแดง) をご紹介したいと思います。先代はこの池で魚の養殖を営んでいましたが、息子さんの代になりウドンタニーの「タレーブアデーン」のような光景をバンコクの人たちにも気軽に見てもらえるようにと赤い蓮を植え、一般の方々へ開放したのです。

レッドロータス水上マーケットの場所
この日は土曜日でバンコクを7:00にスタート。土曜日ということで都内を抜けるのにさほど時間はかからず、高速も使いながら1時間少々でレッドロータス水上マーケットに到着することができました。交通状況が普通であればバンコク中心部から車で1時間30分ほどで到着できると思います。


蓮の花を見るのに良い時間は午前中、それもあまり暑くならない8時から10時くらいが丁度いいでしょう。
レッドロータス水上マーケットの入り口から料金まで
さあ、それではさっそく中に入ってみましょうか。




料金です。一艘の舟には4名ほど乗ることができます。
そして、この「レッドロータス水上マーケット」の特徴はなんといってもドローンによる空中からの記念撮影サービスです。


船に乗って蓮の池を漕ぎまわるだけではなく、こうして普段なかなか機会のないドローンによる自撮りサービスを提供しているのが、このレッドロータス水上マーケットの人気の理由です。撮影はドローンに内蔵のカメラ(20MP)で行われます。

小さな傘を持ってかわいいですね。このように舟に持っていける色を選べる傘も貸し出していますので、写真を撮るときのアイテムとしてぜひご利用ください。
レッドロータス水上マーケット料金まとめ(2020年8月現在)
- 舟の料金:おひとり様 100バーツ
- ドローンによる空中からの記念撮影:1枚 40バーツ
- ドローンが撮影した写真すべて(およそ30枚前後)300バーツ
- 傘貸し出し:1本 20バーツ
- タイ式衣装の貸し出し:350バーツ
ドローンによる写真はデジタルデータでお客様のスマホなどにコピーしての受け渡しとなります。一枚単位でも依頼できますが、たくさん撮ってもらったのを全部もらったほうが割安になります。
それでは舟に乗り込んで赤い蓮を見に行きましょう





みなさん思い思いのスタイルで写真撮影を楽しんでいます。
レッドロータス水上マーケットのドローンから撮影された写真




こうしてみますと、それぞれが絵画のような味わいがあるのが不思議ですね。
蓮の花びらをつかった珍しいミヤンカム
「ミヤンカム」(เมี่ยงคํา) はタイの伝統的な料理です。ご覧のようにいろいろな具材を葉で包んでいただきます。普通はチャプルー (ชะพลู) という緑の葉を使うのですが、こちらのレッドロータス水上マーケットで出てくるミヤンカムは蓮の花びらで巻いて食べるのです。これがまた珍しい。




蓮の花びらに微かな渋みがあって、具材のタイらしさと合わさり、なんとも言えない味わいになります。こちらにお越しになられたら是非お試しください。

池のまわりにあるお店巡りも楽しい
池の脇には食べ物やお土産屋のブースがありますので、ゆっくり見てみるのも良いと思います。よくあるありきたりな観光地のお土産屋さんという感じではなく、珍しいものがあったり、売られているものの品質もなかなかでした。










レッドロータス水上マーケットをあとに
まだ暑くならない午前中にたっぷりとレッドロータス水上マーケットを堪能することができ、朝早くから出かけた甲斐がありました。土曜日ということもあって、たくさんのお客さんが訪れ、舟にのって綺麗な赤い蓮の花を楽しんでいました。蓮と言えば仏教国タイのシンボルのような花です。その花に囲まれた写真を撮り、たしかにタイを訪れたという証を残す、レッドロータス水上マーケットはそんな場所だと思います。
さて最後にさきほどちょっと紹介しましたYoutuberのダミーさんがこのときの様子をアップロードしています。よろしければこちらも合わせてごらんください。